米大統領、露大統領に第三国での会談を提案
アメリカのバイデン大統領は13日、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、「今後、数か月のうちに第三国で会談する」ことを提案しました。
アメリカ・ホワイトハウスの発表によりますと、バイデン大統領は、ロシアがウクライナとの国境付近やクリミア半島に軍部隊を増強していることを受け、プーチン大統領に懸念を伝えたうえで、緊張緩和を求めました。そのうえで、「ウクライナの主権と領土の一体性へのアメリカの揺るぎない関与を強調した」としています。
また、バイデン氏は、今後数か月のうちに第三国で会談を行うことも提案しました。
一方、ロシア大統領府の発表によりますと、今回の電話会談はアメリカ側の呼びかけで行われたということです。
両首脳をめぐっては、バイデン氏がABCテレビのインタビューで、プーチン氏について「人殺し」との認識を示し、プーチン大統領が公開の場での対話を呼びかけるなど緊張関係が続いていました。