ノートルダム火災から2年 保全作業大詰め
フランス・パリにあるノートルダム大聖堂で大規模な火災が起きてから15日で2年となり、建物の保全作業が大詰めを迎えています。
850年の歴史を持つ世界遺産のノートルダム大聖堂で大規模な火災が起きてから2年となった15日、フランスのマクロン大統領が現場を訪れ、作業員らにねぎらいの言葉をかけました。
大聖堂の内部では、足場を組み、アーチ型の天井が崩れないよう木材で補強する作業などが大詰めを迎えていて、本格的な修復作業は来年から始まる予定です。
出火原因については、作業員のたばこの不始末や電気系統のショートが指摘されていますが、今も明らかになっていません。
フランス政府は、「パリオリンピックが開催される2024年には一般公開を再開したい」としています。