コロナ死者300万人超 最多は米56万人
世界全体の新型コロナウイルスによる死者数が17日、300万人を超えました。
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、17日、新型ウイルスによる世界全体の死者数が300万人を超えました。国別では、アメリカが56万人を超え最も多く、次いでブラジルが37万人以上、メキシコが21万人以上となっています。
去年1月に中国で初の死者が報じられて以降、死者数が100万人に達するのに8か月半ほどかかりましたが、その後3か月半ほどで200万人に達し、さらに3か月ほどで300万人を超えました。
一方、世界の感染者数は1億4000万人を超えています。
WHO(=世界保健機関)によりますと、現在190か国以上でワクチン接種が始まっていますが、多くは高所得国に集中していて、変異ウイルスの拡大なども背景に、新規の感染者数はパンデミック発生以来最多に近づいているということです。