ナワリヌイ氏“命の危機”露で大規模デモへ
反プーチンの急先鋒として知られるロシアの野党勢力指導者・ナワリヌイ氏。猛毒の神経剤で襲われ、一命を取り留めた人物に、再びピンチが…。
現在、刑務所に収監されていますが、17日、主治医が明らかにしたのは――「致命的な不整脈が起きる可能性があるため、ナワリヌイ氏はいつ死亡してもおかしくない」
命に関わる危険な状態で緊急治療が必要だと訴えたのです。
刑務所内で、食事を絶つことで抗議の意思を示す『ハンガーストライキ』を続けているナワリヌイ氏。
ナワリヌイ氏によりますと、当局による度重なる嫌がらせや虐待などが原因で、収監後、体重が15キロ減るなど健康状態が急速に悪化しているということです。
これを受け、ナワリヌイ陣営は、ナワリヌイ氏の釈放を求める抗議デモを今月21日、ロシア全土で決行すると発表。プーチン大統領による演説が予定されていて、政権へのダメージを狙っているとみられます。