国連事務総長 露のウクライナ侵攻めぐり“外交的進展みえている”
国連のグテーレス事務総長は22日、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、外交的な進展の要素がみえてきているとして、「今こそ真剣に交渉すべきだ」と訴えました。
グテーレス事務総長「関係国に呼びかけ、複数の重要な問題において外交的な進展要素がみえてきている。敵対行為を停止するために十分な条件はそろっており、今こそ真剣に交渉すべきだ」
グテーレス事務総長はこのように述べた上で、「ウクライナの人々は生き地獄に耐えている」「この戦争には勝者はいない」とあらためて停戦を呼びかけました。
また、23日には国連総会の緊急特別会合が開かれることが決まりました。ウクライナでの人道支援についての決議案が採択される見通しです。