国連総会決議案を入手 「国連憲章に違反する」と明記
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐり開かれている国連総会の緊急特別会合で、近く採決される、ロシアを非難する決議案の全容が明らかになりました。
国連・グテーレス事務総長「戦争は解決策になり得ない。ウクライナの人々は平和を望み必要としている」
先月28日から始まった国連総会の緊急特別会合では、100か国以上が演説した上で、ロシアを非難する総会決議の採択を目指します。
NNNが入手した決議案では、ロシアによるウクライナ侵攻について、「最も強い言葉で遺憾の意を表する」とした上で、「国連憲章に違反する」と明記されています。
また、プーチン大統領が核戦力を念頭にロシア軍の戦力を特別警戒態勢にするよう命じたことを非難し、ロシアに対し、「完全かつ無条件で軍を即時撤退させること」などを求めています。
決議案の採決は、早ければ2日にも行われる見込みです。