国連総会緊急特別会合28日から開催へ
ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、国連総会の緊急特別会合が28日から開催されることが決まりました。
国連安保理は27日、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、すべての国連加盟国が参加できる国連総会の緊急特別会合の開催の是非を問う採決を行いました。
今回は手続き上の採決のため、常任理事国の拒否権は認められず、安保理理事国15か国のうち11か国の賛成により緊急特別会合の開催が決まりました。採決では、ロシアが反対し、中国など3か国は棄権しました。
緊急特別会合は28日から始まり、ロシアを非難する総会決議が採択される見通しで、国際社会におけるロシアの孤立を強調させる狙いがあります。
また、安保理は28日にも緊急会合を開き、ウクライナへの人道支援について協議する予定です。