休止は7日間で終了…イスラエル軍、戦闘再開を発表 「ハマスが合意に違反」主張
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止は7日間で終わり、イスラエル軍は日本時間の1日、戦闘を再開したと発表しました。ハマスが合意に違反したと主張しています。
日本時間の1日午後3時半ごろのガザ地区の映像では、大きな爆発と共に煙が上がる様子も確認できます。
イスラエル軍は1日、ガザ地区でハマスとの戦闘を再開したと発表しました。
中東の有力メディア、アルジャジーラなどによりますと、ガザ地区北部ではすでにイスラエル軍とハマスとの間で激しい戦闘が起きていて、南部ラファでは空爆により3人が死亡したということです。
イスラエル側は、ハマスが合意に違反してイスラエルにロケット弾を発射した上、1日に解放予定の人質リストを提供しなかったと主張しています。
イスラエル首相府は戦闘再開に関する声明で、「人質の解放、ハマスの排除、そしてガザ地区が二度とイスラエル国民を脅かさないようにするという目的の達成に尽力する」としています。
7日間続いた戦闘休止をめぐっては、さらなる延長へ向けた交渉が続いてきましたが、期限切れの直前、イスラエル軍は、ガザ地区から発射されたロケット弾1発を迎撃していました。