接種者は帰国時に陰性なら隔離免除に 韓国
韓国政府は来月5日から、国内で新型コロナウイルスのワクチン接種を終えた人が帰国した場合、検査で陰性ならば2週間の隔離を免除すると発表しました。
韓国では現在、防疫対策として入国した人に対し、原則、罰則付きで2週間の隔離を義務づけています。これについて保健当局は28日、韓国国内でワクチン接種を終えた人が出国し帰国した場合、検査が陰性で、症状がなければ隔離を免除する措置を来月5日から始めると発表しました。
2回目の接種を終えて2週間たった人を対象にする方針ですが、南アフリカなど変異株が流行する地域への渡航者は対象外だとしています。
また、国内で感染者と濃厚接触した人についても、ワクチン接種を終えて検査が陰性ならば、隔離を免除します。
29日からは東京オリンピックの選手団900人あまりにも接種が始まる予定で、韓国政府としてはワクチン接種によって往来の活性化を進めたい考えです。