ワクチンパスポート 海外渡航者に導入検討
新型コロナウイルスのワクチン接種歴などを記録したいわゆる「ワクチンパスポート」について、河野ワクチン担当相は、海外渡航者向けに導入の検討を進めていることを明らかにしました。
河野ワクチン担当相「海外渡航をするための、このワクチンパスポートというのは、各国が検討し、あるいは導入している中で、日本も導入をしていく、そういうニーズがあるだろうというふうに思います」
河野ワクチン担当相はさらに、アレルギーなどの理由でワクチンを接種できない人もいることから、ワクチンパスポートにはPCR検査の結果についても、記録する考えを示しました。
また、ワクチンを接種していない人への差別につながらないよう、差別防止のためのガイドライン作成についても、厚生労働省と検討を進めていることを明らかにしました。
一方で、国内での活用については、慎重な考えを示しました。