フランス政府は２９日、新型コロナウイルスの感染状況が改善しているとして、来月から、段階的に規制を緩和する計画を発表しました。

計画は４段階で、まず第１段階として、来月３日から日中の外出制限を解除。自宅から１０キロを超える移動を認めるほか、学校は対面授業を一部再開します。

また、１９日からは第２段階として、レストランなどの屋外での営業や美術館など文化施設の営業を認めるほか、夜間の外出制限の開始時間も午後７時から午後９時に繰り下げます。

その後、さらに感染状況が改善すれば、６月にはほとんどの規制を解除し、外国人観光客の入国も認めるとしています。

ただ、フランスでの１日の感染者は、いまだ３万人を超える日が多く、規制緩和には批判の声もあがっています。