過激派が女優襲撃 実はドッキリ…批判殺到
イラクで大きな波紋を呼んでいるテレビ番組。女優のネスマさんが難民の家族に支援物資を届けるという企画で、その家族を訪ねていたところ…なんと、銃や爆発物を持った過激派が襲撃してきたのです。
実はこれ、番組のドッキリ企画。そうとは知らず、恐怖におびえるネスマさん。気を失ってしまいました。その後、軍服姿の男性に救出されますが、この男性こそ番組の司会者だったのです。
この企画について、番組の司会者は…
番組の司会者「『イスラム国』の戦闘員がやってきて、目隠しされたネスマさんは、恐怖を感じた。そのことによってネスマさんも視聴者もどれだけ恐ろしい体験か感じたのだ」
司会者によりますと、治安部隊を称賛し、イスラム国との戦いにおける彼らの犠牲を伝えることが番組の目的だったと話しています。
これに対しSNSでは…
「彼女が泣いて倒れても、男性は謝り、許しを請うのではなく笑っている。どうなっているの?」
この番組はやめるべきとの批判も殺到しているということです。