中国で１０年に１度の国勢調査が行われ、総人口は１４億１１７８万人と、１０年前に比べおよそ７０００万人増えました。ただ、伸び率は過去最低で、少子高齢化の傾向が鮮明になっています。

１０年に１度の国勢調査は、去年１１月から１２月にかけて行われました。調査によりますと、中国本土の人口は１４億１１７８万人で、前回調査が行われた２０１０年に比べ、７２０６万人増えました。

ただ、年平均の伸び率は０．５３％で、調査が始まった１９５３年以来、最低となりました。また、６５歳以上の高齢者は、この１０年間で６割増え、およそ１億９０００万人に達しました。

全体に占める割合も１３．５％となり、高齢化が急速に進んでいることが明らかになりました。