英・ガトウィック空港で発着便数を制限 新型コロナ感染など…管制官3割が体調不良で勤務できず
イギリスで2番目に利用客が多いロンドン近郊のガトウィック空港で管制官の3割が新型コロナ感染などで体調を崩し、勤務できなくなったため、発着の便数を制限する異例の事態となっています。
ガトウィック空港によりますと、管制官のうちおよそ3割が新型コロナウイルスへの感染などによる体調不良で勤務できなくなったということです。
人員が不足したため、ガトウィック空港は10月1日まで一日あたりの発着便を800便に制限する措置を講じました。これにより、10月1日までにあわせて164便が欠航することになります。
イギリス政府によりますと、新型コロナの感染者数は7月には1日あたり200人あまりまで減っていましたが、9月には1000人を超えていて、政府は高齢者や妊婦などにワクチン接種を呼びかけています。