米モデルナのワクチン 韓国で委託生産へ
アメリカのバイオ医薬品メーカー「モデルナ」の新型コロナウイルスワクチンについて、韓国国内で委託生産されることが決まりました。
アメリカ・ワシントンで22日、「モデルナ」と韓国の医薬品メーカー「サムスンバイオロジクス」は、訪米中の文在寅大統領立ち会いのもと、ワクチンの委託生産契約を締結しました。今後、韓国の工場で生産が進められ、すでにモデルナのワクチンを承認済みの韓国国内にも供給されることになります。
文大統領は、「全世界的なワクチンの供給不足を解消し、人類の日常回復を繰り上げてくれるだろう」と意義を強調しました。
韓国では、アストラゼネカ、ノババックス、スプートニクVのワクチンの国内製造も進められていて、文大統領は、世界的なワクチン生産の拠点を目指すとしています。