米国務長官「再建を開始することが必要」
中東を訪問中のアメリカのブリンケン国務長官は、イスラエルとの武力衝突で大きな被害が出た、パレスチナ自治区のガザ地区に対する人道支援などを始めると発表しました。
ブリンケン国務長官は25日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談し、その後の共同会見では、ガザ地区の人道支援と復興に取り組むと表明しました。
アメリカ・ブリンケン長官「ガザ地区の深刻な人道的状況に対処し、再建を開始することが必要」
またブリンケン国務長官は、国際社会の支援を取り付けるとともに、パレスチナ自治区への貿易と投資を拡大するための支援を行うなどとしています。
イスラエルとガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの武力衝突は、20日に停戦合意しましたが、ガザ地区では200人以上が死亡するなど大きな被害が出ていました。