ガザ実効支配の「ハマス」 戦闘停止を表明
武力衝突が続いていたイスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスが20日戦闘を停止すると表明しました。
イスラエルは20日、安全保障閣僚会議を開き停戦する事を決め、一方のハマスも日本時間の21日午前8時から停戦すると表明しました。イスラエル側は停戦の日時について明らかにしていません。
エジプトの提案を双方が受け入れたという事ですが、今後、停戦が維持されるのかが焦点となります。
東エルサレムに住むパレスチナ人がイスラエル側から立ち退きを求められている問題などをきっかけにはじまった衝突は、今月10日以降、空爆やロケット弾による戦闘に発展していました。これまでにガザ地区で232人、イスラエルでは12人が死亡しています。