イスラエル攻撃止める用意ある~ハマス高官
中東・パレスチナ自治区のガザ地区を実効支配する「ハマス」の高官は12日、イスラエルとの間で激しい衝突が続いていることについて、「攻撃を止める用意がある」と述べました。
ガザ地区では12日もイスラエル軍による空爆が行われました。3日連続の空爆で、パレスチナ側の死者は56人に上り、イスラエル側でもロケット弾による攻撃で6人が死亡しています。
応酬が激化する中、ロシア外務省は12日、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの高官が「イスラエルへの攻撃を止める用意がある」と述べたと発表しました。ハマスからの呼びかけでロシア側との電話会談が行われたということで、イスラエルも空爆などを止めることが条件だとしています。
報復の連鎖が続く中で、ハマス側が歩み寄りの姿勢を示した形ですが、イスラエル側がどのように反応するか注目されます。