韓国“余剰ワクチン”当日予約システム開始
韓国では、新型コロナウイルスのワクチンがキャンセルなどで無駄になるのを防ぐため、余ったワクチンを希望者が当日予約し接種できるシステムの運用が、27日から始まりました。
システムは、韓国で利用者が多いネイバーやカカオトークというアプリと連動したものです。現在、予約できるのはアストラゼネカのワクチンのみで、韓国在住の外国人を含む30歳以上の人が対象です。
「できるなら申請したいと思います」「懸念も少しあるけど、打たないよりは打つのが良さそうです」
接種後、まれに血栓ができる事例も報告されていることに不安を抱く人もいて、60歳から74歳の事前予約率は26日時点でおよそ6割にとどまっています。
韓国政府としては、ワクチンの無駄を防ぎ効率的に幅広い希望者にワクチン接種を進めることで、11月をメドに集団免疫を獲得したいとしています。