米交通機関を狙ったサイバー攻撃相次ぐ
アメリカで地下鉄やフェリーなどの交通機関を狙ったサイバー攻撃が相次いでいることがわかりました。
ニューヨークの地下鉄やバスを運営するMTA都市圏交通公社は2日、社内のコンピューターシステムがことし4月にサイバー攻撃を受けていたと発表しました。
地元メディアによりますと、列車の運行に関するシステムにはアクセスされておらず、乗客への影響はなかったということです。また、この攻撃は中国政府が関与するハッカーによるものとみられると報じています。
また、マサチューセッツ州にあるフェリー運航会社も2日、サイバー攻撃を受けたと発表しました。この会社のウェブサイトは、一時、利用できない状態となり、サイト上でフェリーの予約ができなくなるなどの影響が出ました。