中国外務省 米国務長官の声明に強く反発
アメリカのブリンケン国務長官が、天安門事件に絡めて声明を発表したことに対し、中国外務省は「アメリカは人権問題で人に説教する資格はない」と強く反発しました。
アメリカのブリンケン国務長官は、発生から32年を迎えた天安門事件に絡めて「人権の尊重を求める中国の人々に、アメリカは寄り添い続ける」との声明を出しました。
これに対し、中国外務省の報道官は4日、「中国政府はあの政治的な騒ぎについて、すでに明確な結論を出している」とした上で、声明は「内政干渉であり、断固反対する」と述べました。
また「アメリカ側は人権問題で、他の国を中傷する前に自国の人権問題を直視すべきだ」と述べると共に、「人に説教する資格はない」と強く反発しています。