イスラエル 野党8党による連立政権が発足
イスラエルで13日、野党8党による連立政権が発足し、12年にわたり長期政権を築いてきたネタニヤフ首相が退陣しました。
イスラエルの国会は13日、極右政党ヤミナのベネット党首を首相とする、野党8党の連立政権を承認しました。新政権の発足を受け、およそ12年にわたり長期政権を築いてきたネタニヤフ首相は退陣しました。
ネタニヤフ氏は対イランや対パレスチナで強硬派として知られ、中東情勢にも大きな影響を与えてきました。
新政権は“ネタニヤフ氏打倒”で一致した極右や中道、左派など8つの政党による連立で、イスラエル史上初めてアラブ系政党が政権入りしました。
一方で、パレスチナ問題への対応など、各党の政策には大きな隔たりがあり、安定した政権運営ができるかが今後の焦点となります。