中国共産党に批判的な論調で知られる香港メディア「リンゴ日報」が早ければ２３日にも新聞を発行できなくなる可能性があることが分かりました。

「リンゴ日報」は先週、国家安全維持法違反の容疑で幹部５人が逮捕され、グループの資産およそ２億５０００万円を凍結されましたが、その後も新聞の発行を続け、圧力に屈しない姿勢を示してきました。

リンゴ日報の記者「香港を代表する新聞だ、一生懸命ニュースを書いて、真実を知らせたい」

しかし、地元メディアによりますと、リンゴ日報を発行するネクストデジタルは２１日、２５日までに資産凍結が解除されなければ、発行を停止する方針を決めたということです。

さらに、一部メディアは、リンゴ日報の社員の多くがすでに辞職を決めていて、早ければ２３日にも新聞を発行できなくなる可能性があると報じています。