生放送で“反戦”の女性「ロシア人の大部分は反戦」 単独インタビュー
ロシアの国営テレビの生放送中に反戦メッセージを掲げた女性が、日本テレビの単独インタビューに応じ、行動を起こすに至った思いを語りました。
オフシャンニコワさん「不満がどんどんたまっていました。コートを仕事場に持ち込んで、スタジオに駆け込むときに取り出して、プラカードを広げました」
ロシアの国営テレビの元スタッフ・オフシャンニコワさん。生放送で反戦を訴えたのは、抗議デモに参加しても治安当局の取り締まりが厳しく、「効果がない」と判断したためだといいます。
ただ、オフシャンニコワさんは今、ロシア国内で「イギリスのスパイ」などと報道されていて、身の危険を感じると話しました。
オフシャンニコワさん「反逆者だと言われ、とても怖い。ここは私の祖国です。ここで暮らしたい。どこかに脱出はしたくない」
一方で、「ロシア人の大部分は反戦だ」として、軍事侵攻を指示したプーチン大統領を批判しました。
オフシャンニコワさん「この戦争は、完全に1人が起こしたものです。それはプーチン大統領です。戦争の責任は彼だけが負っている」
オフシャンニコワさんは、国際社会が戦争を止めるために、あらゆる努力をすべきと訴えました。