J&Jワクチン デルタ株にも“抗体反応”
アメリカの医薬品大手、ジョンソン・エンド・ジョンソンは1日、開発した新型コロナウイルスワクチンについて、インドで確認されたデルタ株に対しても抗体反応を確認したと発表しました。
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、新型ウイルスワクチンを接種した8人の血液サンプルを使い、変異ウイルスに対する抗体反応を調べました。その結果、世界的に感染が広がっている「デルタ株」に対しても抗体反応が確認できたということです。
抗体の数値は、すでに有効性が示されている「ベータ株」よりも、さらに高かったということです。
また、ワクチンを接種した20人を対象にした別の研究では、接種後、少なくとも8か月間、免疫が持続することがわかったとしています。
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、日本でも承認申請しています。