中国当局が会見で勝利宣言「新型コロナ感染拡大は基本的に終息した」
中国の衛生当局は23日、記者会見を開き「今回の新型コロナウイルスの感染拡大は基本的に終息した」として勝利宣言しました。
中国の衛生当局は23日の会見で、去年末から始まった感染拡大について、「基本的に終息したと言える」と述べました。
中国では去年12月にいわゆる「ゼロコロナ政策」を終えたあと、各地で感染が爆発的に増え、12月下旬には1日あたりおよそ700万人が感染したと推計されています。
しかし、今月9日の時点では中国全土で入院して治療中の感染者はおよそ3万8000人にとどまり、新型コロナ関連による9日までの1週間の死者は912人だったとしています。
中国当局はまた、「中国のコロナ対策は重大かつ決定的な勝利を収めた。多くの人口を抱える国家がパンデミックからの脱出に成功した模範となった」と自画自賛しました。