アメリカのバイデン大統領は26日、ロシアのプーチン大統領について「権力の座に居座り続けることはできない」と非難しました。ロシア側は、反発しています。

バイデン大統領は、26日ワルシャワで避難者が滞在する施設を訪れました。子供を抱き上げるなどして交流し人々の声に耳を傾けました。

施設を去る前、バイデン大統領はプーチン大統領について強い言葉で非難しました。

バイデン大統領「（Ｑ：プーチンがもたらしたこの現状をどう思う？）彼は虐殺者だ」

その後、行われた演説にはクレバ外相らも姿を見せたほか、数千人が集まりました。

バイデン大統領「希望を絶対にあきらめるな。希望を疑うな。恐れるな。この男（プーチン）は、権力の座に居座り続けることはできない」

ホワイトハウス当局者は、プーチン大統領に関するバイデン大統領の発言をめぐり「体制の転換について話したのではない」と釈明しましたがロシア側は反発しています。

ペスコフ報道官は、「誰が国を率いるかを決めるのはロシア人だ。バイデンではない」と批判しました。