南米のコロンビアで12日、豪雨によって大規模な地滑りが発生し、土砂が道路を覆いました。少なくとも34人が死亡し、数十人がケガをしました。

ロイター通信などによりますと、コロンビア北西部で12日、豪雨によって地滑りが発生し、土砂が道路を覆うなどして、少なくとも34人が死亡、数十人がケガをしました。

マルケス副大統領はSNSで、犠牲者の多くは少年や少女だったと明らかにしました。

現場は山岳部を通る交通量の多い幹線道路で、上空からの映像では、山側の複数の箇所で赤茶色の土がむき出しになっていて、広い範囲が土砂に埋まっている様子が見られます。

当局は地滑りが起きた原因について明らかにしていませんが、現地では雨が降っていて、救助活動が困難な状態だということです。