米俳優らが加入…映画俳優組合が43年ぶりにストライキ実施へ
アメリカの俳優らが加入している組合は13日、待遇改善などを求め43年ぶりにストライキを実施すると発表しました。
ストライキを行うのはハリウッドスターやテレビの司会者ら16万人が加盟する映画俳優組合です。
映画俳優組合フラン・ドレシャー会長「もう限界です。ストリーミング、デジタル、そしてAIによって、全てのビジネスモデルが変わったのです」
組合は先月からネットフリックスやウォルト・ディズニーなどの制作会社に対し、待遇改善と急速に拡大する人工知能=AIの活用制限などを求め、交渉を続けてきました。しかし折り合いがつかず14日からこの組合としては43年ぶりのストライキに入るということです。また、現地では脚本家らの組合もストを行っていて、2つの団体が同時にストを行うのは63年ぶりとなります。