ミャンマーで戦闘 市民側41人死亡 報道
クーデターが起きたミャンマーで、地元メディアは5日、北西部ザガイン地域で起きた治安部隊と武装した市民の戦闘で、市民側の41人が死亡したと報じました。
ザガイン地域の複数の村で2日、数百人の治安部隊が重火器を使用して、手製の武器で武装した市民らを攻撃しました。
地元メディアは5日、この戦闘で子どもを含む市民41人が死亡したと伝えました。
戦闘を目撃した住民は、「この地域には軍に対抗する強力な国民防衛隊はなく、戦闘は一方的だった」と語りました。
治安部隊の側も、少なくとも15人が死亡したということです。
一方、軍側は、国営メディアを通じて「武装テロリストの待ち伏せ」で、治安部隊の1人が死亡したとしています。
この戦闘で、ザガイン地域では、市民およそ6000人が住む家を追われたということです。