ミャンマー軍の治安部隊と武装市民が銃撃戦
ミャンマー第二の都市マンダレーで22日、軍の治安部隊と、武装した市民との間で銃撃戦があり、双方に死者が出た模様です。都市部での武力的な衝突は初めてとみられます。
住宅街に響く何発もの銃声。地元メディアによりますと、マンダレーで22日朝、民主派の市民らが結成した独自の部隊「国民防衛隊」の拠点を治安部隊が襲撃し、銃撃戦となりました。
軍側は、「国民防衛隊」の8人が死亡したと発表し、市民側は治安部隊の2人が死亡したとしています。クーデターの発生後、都市部で銃撃戦になる衝突は初めてとみられます。
一方、国際会議に出席するためロシアを訪問しているミャンマー軍トップのミン・アウン・フライン総司令官は21日、ロシアの安全保障担当の高官と会談しました。
ロシアとの関係強化をアピールし、圧力を強める欧米側をけん制する狙いがあるものとみられます。