トランプ政権、軍事作戦計画を誤って記者に共有か 米メディア
アメリカメディアは24日、トランプ政権がイエメンの武装組織フーシ派に攻撃を行う前に、軍事作戦の計画を誤って記者に共有していたと報じました。
アメリカの雑誌「アトランティック」は24日、記者がバンス副大統領やウォルツ大統領補佐官ら政権幹部が参加するグループチャットに招待され、アメリカ軍がフーシ派に攻撃を開始する2時間前に、ヘグセス国防長官から攻撃対象やタイミングなどの詳細な作戦計画をメッセージで受け取ったと報じました。記者は、「グループチャットで差し迫った戦争計画のやり取りをするとは思えなかった」と振り返っています。
アメリカ ヘグセス国防長官
「誰も戦争計画についてメールしていないと見なされていると聞いている。言えるのはそれだけだ」
ヘグセス氏は報道を否定しましたが、国家安全保障会議の報道官は「メッセージは本物とみられる」とコメントし、経緯を調査すると説明しています。
最終更新日:2025年3月25日 2:19