バングラデシュ工場で大規模火災52人死亡
バングラデシュの首都ダッカ郊外にある食品工場で大規模な火災が発生し、少なくとも52人が死亡しました。
火災は8日夜、首都ダッカの郊外にある6階建ての食品工場で発生しました。火は9日になって消し止められましたが、火から逃げるため高いところから飛び降りた人もいたということで、地元当局によりますと、これまでに少なくとも52人が死亡し、25人がけがをしました。死者はさらに増えるとみられています。
火災の原因は分かっていませんが、工場内にあったプラスチック製品や化学薬品などにより火が大きく燃え広がったとみられています。
ロイター通信などによりますと、バングラデシュでは急速に経済が発展する一方で、多くの工場の安全対策が遅れていて、2012年には縫製工場で1000人以上が死亡する火災が発生しています。