中国4~6月GDP7.9%増 回復傾向
中国の4月から先月までのGDP(=国内総生産)の伸び率は去年の同時期に比べて7.9%プラスとなり、回復傾向が続いています。
中国政府が発表した今年4月から6月までのGDPの伸び率は前年同期比でプラス7.9%で、5期連続のプラスとなりました。新型コロナウイルスの影響からの反動で過去最高18.3%の伸びを記録した前の3か月と比べると伸び率は鈍化したものの、輸出の増加などもあり、回復傾向は続いています。
一方で、アメリカの制裁による半導体不足や就職難など懸念材料もあります。当局は「経済は安定回復を続けている」とする一方で「回復にはばらつきがある」との認識も示しています。