東京オリンピック開会式の演出担当・小林賢太郎さん解任について海外メディアは解説などを交えて速報しています。

ロイター通信は、「今回の出来事は、国内外に大きな怒りを呼び起こした組織委員会が、さらに恥をさらす事態となった」と伝えました。

韓国の一般紙「韓国日報」の電子版は小林さんの解任は開会式の楽曲を制作したミュージシャンの小山田圭吾氏の辞任に続くものだと紹介。「２人とも過去の反人権行為によって辞めた点で、“多様性と調和”を理念に押し出す東京オリンピックの価値は大きな傷を負った」と伝えました。

また、韓国のテレビ局「ＪＴＢＣ」は相次ぐ関係者の辞任や解任について「開幕の１日前にも、“事件・事故”が絶えることなく続いている」と報じています。