中国・河南省で豪雨 日系企業にも影響
中国・河南省で起きた大雨による大規模な水害で、現地にある日系企業の工場が一時、操業を停止するなど影響が広がっています。
河南省では16日から続いた記録的な大雨により、中心地の鄭州など各地で大規模な水害が相次いでいます。
多くの企業が一時休業するなど経済活動にも影響が出ていて、鄭州にある日産自動車の合弁工場は2日間、操業を停止しましたが、23日午後から稼働を再開させました。
また、世界最大とされるアップル「iPhone」の生産拠点でも浸水被害が起きていますが、今後の出荷への影響などは分かっていません。
中国メディアによりますと、今回の大雨で、これまでに33人が死亡、8人が行方不明となっていて、37万人以上が避難しています。
北京にある日本大使館によりますと、これまでのところ日本人が被害に巻き込まれたとの情報は入っていないということです。