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ベラルーシ国営テレビ「売名行為」選手批判

2021年8月3日 17:02

東京オリンピックに出場したベラルーシ代表選手が帰国命令を拒否して亡命を希望していることについて、ベラルーシの国営テレビは「売名行為だ」などと批判しています。

ベラルーシの国営テレビは2日の放送で、亡命を希望しているクリスチナ・チマノウスカヤ選手について、「安っぽい売名行為で多くの国民を当惑させた。チームに貢献する代わりにスキャンダルを起こした」などと批判的に伝えています。

また、ベラルーシを出国し、現在、ウクライナに滞在中のチマノウスカヤ選手の夫は、イギリスメディアの取材に対し、「チームに何かが起こるとは思っていたが、これほどの大ごとになるとまでは思っていなかった」と話しています。

一方、IOC(=国際オリンピック委員会)は3日の会見で、ベラルーシ代表チームが選手を強制帰国させようとした疑いについて、正式に調査を開始したと明らかにしました。

ベラルーシのオリンピック委員会に対し、事実関係の報告を求めているということです。