ロックダウン解除の中国・上海で一斉PCR検査 街から人消える
6月1日にロックダウンが解除された上海では、週末の11日、町から再びひとけが消えました。
記者(中国・上海、11日)
「今日は町を歩いている人がかなり減りました。まるでロックダウン中に戻ったようです」
上海では週末、全人口のおよそ8割を対象に一斉のPCR検査を実施しました。
記者
「一斉のPCR検査が行われる間、マンションの敷地の外に出るのは禁止されています」
検査が行われた2000万人以上のうち、1700万人以上が住む地区では検査中、住民の外出を制限しました。
この検査の結果、12日の新規感染者は36人と、ロックダウン解除後の最多を2日連続で更新しました。そのうち5人は隔離エリア以外で確認された市中感染で、当局は神経をとがらせています。