アメリカ西海岸のサンフランシスコ市は１２日、レストランの客などに、新型コロナウイルスのワクチン接種証明の提示を義務づけると発表しました。接種完了の提示を求めるのは、全米の主要都市で初めてだということです。

サンフランシスコ市の発表によりますと、ワクチン接種完了を示す証明書の提示が義務づけられるのは、レストランやバー、映画館など屋内施設の客と従業員です。

客に対しては今月２０日から適用され、従業員については１０月１３日までに提示が求められるということです。

ニューヨーク市でも同様の取り組みを打ち出していますが、少なくとも１回の接種の証明を求めるもので、現地メディアによりますと、サンフランシスコのように様々な屋内施設で接種完了の証明を求めるのは全米の主要都市で初めてだということです。