アメリカのバイデン政権は１８日、新型コロナウイルスのワクチンの追加接種、いわゆる「ブースター接種」を、１８歳以上の成人を対象に来月２０日から始めると発表しました。

ＣＤＣ（＝疾病対策センター）ワレンスキー所長「ワクチンによる防御を最大化するため、来月からブースター接種を予定している」

対象となるのは、ファイザーとモデルナのワクチンを接種した１８歳以上の成人で、２回目の接種から８か月経過していることが条件となります。ブースター接種は、来月２０日から始める予定です。

また、ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンを接種した人についても、「追加接種が必要になるだろう」としています。

アメリカではすでに免疫力が低下した人に対しては、先週、３回目の接種を承認していますが、接種後、デルタ株などへの感染防止効果が低下していくというデータを踏まえ、対象の拡大に踏み切りました。