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前ローマ教皇・ベネディクト16世が死去 95歳

2022年12月31日 19:36

前のローマ教皇、ベネディクト16世が亡くなりました。95歳でした。

ローマ教皇庁によりますと、ベネディクト16世は31日午前、住居にしていたバチカンにある修道院で亡くなりました。95歳でした。亡くなる数日前から健康状態が悪化していたということです。

ベネディクト16世は2005年に第265代のローマ教皇に就任し、ツイッターで投稿を行うなど「開かれたバチカン」をアピールしていました。その後、2013年には「高齢で職務を全うできない」などとして自ら退位を表明していました。

生前退位はおよそ600年ぶりで当時、驚きを持って受け止められていました。

ロイター通信によりますと、ベネディクト16世の遺体は来月2日からサンピエトロ大聖堂に安置されるということです。