反トラスト法違反の疑い FBを再提訴
アメリカのFTC(=連邦取引委員会)は19日、IT大手のフェイスブックを日本の独占禁止法にあたる反トラスト法違反の疑いで再び提訴しました。
FTCは去年12月、フェイスブックが画像共有アプリの「インスタグラム」の買収などを通じ、「独占を脅かす他社を排除した」として、独占禁止法にあたる反トラスト法違反の疑いで提訴していました。しかし、連邦地裁は「フェイスブックが市場を独占している十分な証拠を示していない」として、今年6月、この訴えを棄却しました。
これを受けてFTCは19日、フェイスブックが2011年以降、アメリカのSNSの月間利用者の少なくとも65%以上を占めていることなど、独占を裏付けるデータなどを付け加え、改めて提訴しました。
再提訴について、フェイスブックは「FTCが法的根拠が欠ける訴訟の継続を決め残念だ」とコメントしていて、今回の再提訴に対する反論を10月4日までに出す予定です。