トランプ前大統領 大手IT企業に訴訟
アメリカのトランプ前大統領は7日、IT大手のフェイスブック、ツイッター、グーグルの3社とその幹部に対し、ソーシャルネットワークでの言論の制限をやめるよう求める集団訴訟を起こすと明らかにしました。
トランプ前大統領「我々の訴訟は(SNSへの)検閲が違法であり、違憲であり、完全に非アメリカ的だということを証明する」
トランプ氏が訴訟を起こすのは、フェイスブック、ツイッター、グーグルの3社と、そのCEOのザッカーバーグ氏らに対してです。
自身のアカウントの停止や凍結などによって、保守派の言論が「検閲」されているとして、こうした発信の制限を直ちにやめるよう求めています。同じような制限を受けた人たちとの集団訴訟の形をとるとしています。
トランプ氏は、「この訴訟を通じて、全てのアメリカ人の言論の自由を守る」と訴えましたが、有力紙ワシントンポストは、「勝訴する可能性はほとんどない」との専門家の見方を伝えています。