トランプ前大統領「魔女狩りだ」捜査を批判
アメリカのトランプ前大統領が3日、自身の一族が経営する企業が刑事訴追された後、初めて公の場で演説しました。ニューヨーク州検察当局の捜査を「魔女狩りだ」と批判しています。
トランプ前大統領「とんでもなく恥ずべき大がかりな魔女狩りが続いている。それが彼らのやり方であり、私は狙い撃ちされている」
南部フロリダ州で集会を開いたトランプ氏は、自身の一族が経営する企業『トランプ・オーガニゼーション』と、企業の最高財務責任者への刑事訴追を「魔女狩りだ」と批判しました。
そのうえで、ニューヨーク州の検察当局から「狙い撃ちされている」として、捜査は政治目的の不当なものだと主張しました。
また、トランプ氏は、去年の大統領選挙が「不正な選挙」だったと繰り返し訴え、「次の選挙で証明することになるかもしれない」として、2024年の次の大統領選挙への出馬の可能性を改めて示唆しました。