カブールの空港に“脅威の可能性”米が勧告
イスラム主義勢力タリバンが実権を掌握したアフガニスタンの首都カブールの空港周辺で、安全上の脅威が発生する可能性があるとして、アメリカ国務省が空港に近づかないよう勧告を出しました。
国務省は、アメリカ人を対象に、カブールの空港の入り口で安全上の脅威が発生する可能性があるとして、個別に指示を受けない限り、空港に向かわないよう勧告を出しました。
NBCテレビは複数の国防総省関係者の話として、過激派組織「イスラム国」に忠誠を誓う「イスラム国ホラサン州」による具体的な脅威を調べていると伝えています。
バイデン大統領は、地元デラウェア州入りを取りやめ、21日もホワイトハウスで政権幹部と対応を協議しました。
ホワイトハウスによりますと、「イスラム国ホラサン州」を含むテロの脅威も議題にのぼったということです。