アメリカ北東部にハリケーン上陸の恐れ
アメリカ北東部にハリケーンが上陸する恐れがあり、ニューヨークでは非常事態宣言が出されるなど、厳重な警戒が呼びかけられています。
アメリカの国立ハリケーンセンターによりますと、ハリケーン「アンリ」は日本時間の22日午前6時の時点で、強い勢力を保ったままニューヨーク州の南の海上を時速29キロで北上しています。現地時間の22日午後に、北東部のニューヨーク州やマサチューセッツ州に上陸する恐れがあるということです。
ニューヨークのクオモ州知事は21日、暴風雨や洪水の恐れがあるとして州の一部に非常事態を宣言するとともに、州兵や州警察を投入して警戒にあたるとしています。
現地メディアによりますと、ハリケーンがアメリカ北東部に上陸すれば、1991年に17人の死者を出したハリケーン「ボブ」以来30年ぶりのことだということです。