メキシコ海軍のヘリ バランス崩し着陸失敗
メキシコで、海軍のヘリコプターがハリケーンの被災地に向かう途中で、機械が故障し着陸に失敗しました。
着陸態勢に入る1機のヘリコプター。地面までの距離は、あとわずかでしたが、機体は一転、斜め上方向に上昇。着陸地点から離れていきます。
するとその後――
ゆっくり旋回を始めると、地面に衝突してしまいました。別のカメラでは、バランスを崩したヘリコプターが走行中のバスにぶつかる様子も見られます。間一髪で危機を逃れた車もありました。プロペラは地面に接触した衝撃で大破。空高く舞い上がっていました。
ロイター通信によりますと、着陸に失敗したのは、メキシコ海軍のヘリコプター。ハリケーンの被災地に向かう途中で機械が故障し、制御不能になったとみられています。
この事故により、ヘリコプターに乗っていた3人がケガをしましたが、命に別条はなかったということです。