警察が排除も…恒大集団への抗議活動続く
およそ33兆円もの負債を抱え、経営不安に陥っている中国の不動産大手「恒大集団」の債権者らが北京で抗議活動を行い、警察に排除されました。
北京にある恒大集団の関連施設には、1億円以上を投資した人など債権者およそ20人が集まり、抗議活動を行いました。警察は一部の債権者について、強制排除に乗り出しました。
女性「私何もしていないわよ!」
警察「いま俺たちを侮辱しただろ」
恒大集団は23日、社債の一部の利払い期限を迎えましたが、最終的に支払われたかどうか、会社側は公式な発表を行っていません。
恒大集団は投資家向けに相談窓口を設置していますが、24日訪れると稼働していませんでした。
約1000万円投資した女性「長年少しずつ貯金してきたお金を投資したんです」
許家印前会長は22日、「投資家への支払いを断固として実行する」と表明しましたが、対応は追いついていないとみられます。
債務不履行への不安は依然、続いています。