中国で航空ショー 最新鋭軍事用無人機公開
中国最大の航空ショーが28日、南部の広東省で開幕し、最新鋭の軍事用無人機が多数公開されました。
初めて展示飛行をしたのは、中国が中東などに輸出する偵察・攻撃一体型の無人機「翼竜2」です。また、中国メディアによりますと、今年8月に沖縄周辺を通過したと推定される大型無人機「TB001」の改良型も初めて公開され、展示飛行を行いました。
中国は軍事用無人機の開発を急速に進めていて、航空ショーを開催することで内外に軍事力の向上をアピールする狙いがあります。
会場ではアフリカなどの軍関係者がドローン技術について熱心に話を聞く姿も見られ、今後、中国による兵器輸出がさらに加速する可能性もあります。