岸田新総裁の誕生について、アメリカのバイデン政権は「新しい総理との協力を楽しみにしている」などとコメントしました。

アメリカ政府高官は声明で、「バイデン大統領は、日米の連携を強化していくため、日本の新しい総理との協力を楽しみにしている」などとしています。

また、アメリカメディアは、岸田氏への期待と冷ややかな見方を共に伝えています。

ワシントンポストは、「岸田氏は、安倍前総理や菅総理が提唱してきた外交政策を継続するとみられる」としたほか、ニューヨークタイムズは、党員票では２番手となったものの、国会議員の支持を得て岸田氏が選ばれたことを、「国民の好みを無視し、人気のない菅総理とほとんど差別化できない候補者を選んだようだ」と論評しています。

ＮＢＣも、専門家の「自民党が民意を覆した、とみなされる場合には、ダメージになる可能性がある」との見方を伝えています。